『此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
七十六 百千鳥 さへずりかはす 楽しさは こはこれ鳥の 和魂なる
さへずり(囀り)=鳥がしきりに鳴くこと。 百千鳥=多くの鳥、いろいろの鳥。
交わす=互いにやったりとったりする。代わる代わる物事をする。
こは=こわ{此は、是は}これは、これはまあ。
物事をこれと指定して驚嘆する時に発する声。
解、多くの鳥がしきりに楽しく鳴き交すのも、それはこれらの鳥にも和魂があるからなのだ。