『此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
八十七 よそ事を 我か身の上に 思ひやる こも幸魂の みさちなりけり
よそ事=自分に関係のないことがら。思ひ遺る=心を配って同情する。
こも=これも。みさち=幸・さいわい、幸福。「み」は尊敬の意をあらわす。
また語の調子をととのえるために添える。
解、他の事を我が身の上に置き換えて思いやる心は、これも幸魂の幸を与えようとす る力でありましょう。