『此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
八十九 大風を 未然に知りて 枝ひくく 巣かくる鳥の 奇魂あはれ
未然=まだ物事の起こらない前。
巣かくる=巣を作る。木の枝に引っ掛ったよう
あはれ=あわれ=物事に深く感動して思わず出すことば。
解、大風が吹くのを前もって知って、低い枝に巣を造るのは鳥のあっばれな奇魂の活らきである。