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大和心

第1297回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-275

著者:小山一夫 / 公開日:2026-06-25

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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月は海を動かす。月の潮汐力によって、当初3000メートルもの高さの波が陸地に押し寄せ、潮が引くときに陸地の土砂を大量に海中へと運んでいった。その土砂は無機物や様々な栄養素を含んでいたため、原始のスープとも呼ばれる地球史上極めて重要な溶液が作られてゆく。

激しい潮の流れによって、多様な無機物が結合と分裂を繰り返し、そこから生命の元となる有機物が生まれていった。潮汐で科学的濃度が変化したため、DNAが進化し、その増殖を促したという。長い年月を経て、太陽と月の働きが地球上で豊かな生命を育み、それが人類の誕生につながったといっていいだろう。

月によって地球の自転速度が、当初の4分の1になったことで、生物が複雑に進化できる環境が整ったことも、この地球が素晴らしい星になった一因だと言える。

大国主大神は、地球のエネルギーの総称。その中の大穴牟遅神としての働きと少名毘古那神が、相並になることで月と地球が誕生し、次に、葦原色許男神の働きと兄弟のように影響し合って、生命豊かな星になったのだ。

大国主大神のこの一連の御名の変化は、見事に科学的な地球誕生プロセスに合致していると思う。少名毘古那神が、共に働いた大国主大神の元から離れてゆく様子も、テイアと地球の衝突後にそこから分裂してできた月が、その後少しずつ地球から遠ざかっている姿に符合している。

月読大神はツは運ぶ、クは奇霊(くしび)、ヨは豊富なさま、ミは体を指し、「神聖で奇霊なる霊力が有形的に働くさま」を意味する。

この惑星と衛星の関係において、つまり月から地球へ働きかける力の総称が月読大神だといってよいだろう。