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大和心

第1321回 道之大原(本田親徳翁)-12(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2026-07-12

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

悔=くゆ(くやむ。前非を悟ってくやしく思う。くい改める)。くゆ(悔悟・懺悔)、易の外卦の称=乾三三=に於いて、上部の三は悔、下部の三は貞、国訓では、くやみ。

畏=おそる(論語-季氏=畏天命)。こはがる(恐◯)以上名詞。

国訓=かしこし(恐れ多い。もったいない)かしこむ。かしこまる(ひざまづく)。

覚=さとる。さとす。あらはる(発覚)。あきらかにす(左伝-文公4年-以覚報宴)あぼゆ(感ずる。感知する)。さむ、さます(目がさめる)。

此の五情を一霊四魂に配当して本田翁は長澤翁の質問に対し次のように答えて居る。

荒魂(勇・進・果)-覚・・・・・争

和魂(親・平・交)-畏・・・・・悪

直霊       -省・・・・・曲霊

幸魂(愛・益・育)-悔・・・・・逆

奇魂(智・巧・察)-恥・・・・・狂

曲=まがる。まぐ。よこしま。あやが有る(曲馬、曲芸)

つぶさ(くわしく)。くま(こまかい事柄。部局)

争=あらそう(優劣、競争、勝敗をせりあう)。論語-(君子無所争)。いかでか(怎に同じ)。

悪=あし。わろし(不善)。にくむ。そしる。「わるい行馬の罪過」

悪(鳴呼)。いづくんぞ、なんぞ、

論語―悪乎成名。

逆=都=さかふ(さからふ)。そむくこと。反逆。道徳にそむく事。大逆無道(君父に対し臣子が道を守らぬ事)。あらかじめ。

狂=きちがひ。くるふ(規矩にはまらなくなる)。

一霊四魂は普段は一体となって居るが、事ある時には、分れて独立した霊魂になる場合もある。

神より我々人間に付与された霊魂の中に、此の五情を含有して居るので有る。右の解説の如く、これは神界の戒律であって、自然の惟神なるまゝの戒律と云えるのである。理屈も何もない、此の自然の随(ママ)の神明の戒律を末世の心得(智識)のない人達が、妄りに戒律を作って後学の人、後世の人々を眩惑すると云う事は、実に困ったものである。これ等は神府の罪奴(罪人)と云えるので有る。(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)