本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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I 日本書紀巻三(神武天皇) 九月甲子朔戊辰
「是の夜自ら祈(うけ)ひて寢ませり、夢に天神有りて訓へて曰はく、「天香山の社の中の土を取りて、天平瓮八十枚を造り、幷せて嚴瓮を造りて、天神地祇ほ敬祭り、亦爲嚴呪詛をせよ。如此せば、虜自づからに平伏ひなむ」
これは神武天皇が天津神の御啓示を「神夢による神感法」で受けられていたという記述。
是夜自祈而寢、夢有天神訓之曰「宜取天香山社中土香山、此云介遇夜摩以造天平瓮八十枚平瓮、此云毗邏介幷造嚴瓮而敬祭天神地祇嚴瓮、此云怡途背、亦爲嚴呪詛。如此、則虜自平伏。」
『この夜、自ら祈誓を立ててやすまれた。夢の中に天神が現れ天皇に教えて、「天香山の社の中の土を取って、天平瓮八十枚を作りさらに厳瓮も作って、天神地祇を敬い祭り、また霊威のある呪詛をせよ。そうすれば敵は自然に帰服するであろう」と仰せられた』(小学館日本書紀)