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大和心

第1336回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-294(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2026-07-23

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

天皇聞神言、有疑之情、便登高岳、遙望之大海、曠遠而不見國。於是、天皇對神曰「朕周望之、有海無國、豈於大虛有國乎。誰神徒誘朕。復我皇祖諸天皇等、盡祭神祇、豈有遺神耶。」時神亦託皇后曰「如天津水影、押伏而我所見國、何謂無國、以誹謗我言。

『秋九月の乙亥朔の己卯。群臣に詔して、熊襲を征討することを相談させられた。その時、神がおられ、皇后に乗りうつって、神託を下して、「天皇は、どうして熊襲が服従しないことを憂慮されるのか。その国は痩せた不毛の地である。どうして、挙兵して討つ必要などあろうか。(中略)

天皇は、神の言葉を聞かれて、疑いの御心をお持ちになった。そこで、高い岳に登って遥かに遠くを望まれたが、大海は遠く広がっていて、国などは見えなかった。それで天皇は神にお答えして、「私があまねく見わしたところ、海だけがあって国はなかった。どうして大空に国があろうか。いかなる神が徒らに私を欺くのか。また、我が皇祖の諸天皇たちは、ことごとく天神地祇をお祭りしてきた。どうしてそれに漏れた神などおいでになろうか」と仰せられた。その時、神はまた皇后に乗りうつって神託を下して、「水に映っている影のように、天上から押し伏せて私が見下ろしている国を、なぜ国がないと言って、私の言葉を謗られるのか。(下略)」(小学館日本書紀)