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大和心

第1351回 道之大原(本田親徳翁)-18(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2026-08-02

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

訓

天の生民を降すや一生有りて再生無し。

是れ乃ち天命なり。然り而して世間往々体の甦るを言ふ者有るは、悉く皆詐偽なり。

日に神鏡に照され竟(ツイ)に神怒に触れ体斃れ魂誅(チュウ)さる、亦何ぞ帝則を望まんや、噫。

解説

此の項は輪廻転生説を駁撃(バクゲキ)(撃破・攻撃)されたものである。生民(体)、人は再び人体を以て生れ更(カワ)るものではない。世間には往々体甦の物語(話)を伝えられては居るが、凡て邪神妖魅の成せる処(狂言)である。霊と魂(一部分)は場合に依っては再生も有るが、魄(体)は絶対に再生は無い。よくある教では、貴方は何々の生れ更りであるから、此の様な事(信心)をしなければ成らない、などの説を称えて、世の人々を脅(オビ)やかすものも有るが、悉く皆、詐偽である。此の様な事を説く人々は、日々神鏡に照され(神眼の見止められる事)て、竟には神の御怒りに触れ誅罰を蒙るものである。かゝる行為等を致す人々はどの様に帝側(神の側ら=神界)に到らん事を希んでも、その目標(的)は決して叶うものでは無い。何と気の毒なものであると嘆息されたのである。

人は現界にある間は道を修め徳を積み、幽界へ入ってから悔なきを期すべきである。財や地位は何ら役に立たず、道を修め徳を積む事のみが役立ち、其れに依って神界への資格・所属・階位が定まるものである。(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)