本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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ところで一般の神社の本殿内に祀られている神鏡は、祭神の御神体(御霊代・神の鎮まるもの)となっているものが多い。しかし拝殿の神前に置かれている鏡や自宅神棚の社前の鏡は、やや意味が異る。こちらには、社殿の扉を天岩戸に見立て、その前に鏡を置くことで、社殿内に鎮座する神々の神威を受けようという意図と、神直日大直日の働きによって自らを顧みるという意味があるのだろう。
神の霊魂は神眼で見ると輝く球体に観えるので、円形の鏡が採用になったのだと思われる。この神鏡を拝することで自分の霊魂が穢れなきかどうか自問する意味もあるのだろう。
神器を引き継ぐ剣璽等承継の儀は、天皇の即位に不可欠なものとして古来より重要な意味を持っている。剣璽の「剣」は「草薙剣」(別名・天叢雲剣)、「璽」は八尺瓊勾玉を指し、剣璽等の「等」は天皇の国事行為に使われる「天皇御璽」と「大日本国璽」の印二つを指す。(神器は国璽等よりも大事にされている)