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大和心

第1372回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-314

著者:小山一夫 / 公開日:2026-08-20

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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ここで重要なポイントは、なぜ八尺瓊勾玉の形代だけが作られてこなかったのか、ということだ。それは、宮中の最奥に安置されているから心配ないという理由からではない。

なぜなら壇ノ浦での安徳天皇入水に際して一旦海に消えたことでも明らかなように、何度か喪失の危機にあっているからだ。従って万一の場合に備えて、宮中には八咫鏡のように形代を安置し、現物は伊勢神宮なりに祀るのが望ましいはず。

では八尺瓊勾玉は他の神器と何が違うというのだろうか?

八咫鏡は「神の霊(ひ)の象徴」として天皇が祀るべき重要な御神体であり、草薙剣は「神の力(りょく)の象徴」として権威権力の正当性を神が認める為のものであり、勾玉は「神の体(たい)の象徴として」天皇の資格を保証するものとしての機能や権威を持っている、と考えられる。

つまり本田霊学で言う神の「霊力体の三元」に通ずる神器であり、その象徴でもあるわけだ。