神道と日本の記事一覧

大和心

第1385回 産土百首 本田親徳翁-1

著者:小山一夫 / 公開日:2026-08-30

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『本田先生の全遺著を概観いたしますと、教理の部門と法術の部門に分かれますが、教理の部門では産土百首と霊魂百首が先ず先生の霊学の序論を成して居り、古事記神理解と難古事記が表裏一体を成して本論を形成し、道の大原と真道問対が結論を成している様に考えられるのであります。随って産土百首と霊魂百首とは本田霊学の緒口であり大切な基礎でありますから、之を出来る限り深く研究いたしませんと先生の霊学に入って行けない。長沢先生の申される十二学科もこの序を為す両書のための大切な参考書に当るのではないかと思うのであります。』(「本田親徳研究」)

1、 産土に 生まれ出でつつ 産土に 帰るこの身と 知らずやも人

うぶすなに うまれいでつつ うぶすなに かへるこのみと しらずやもひと

産土尓生連出都々産土尓帰留此身止不知也母人

2、 往き還る 足踏むごとに 産土の 神の恵みを 思え世の人

ゆきかへる あしふむごとに うぶすなの かみのめぐみを おもへよのひと

往還留足踏毎尓産土之神乃恵乎思閉世乃人

3、 草も樹も わが産土の 御体の みけつものぞと 人は知らずやも

くさもきも わがうぶすなの みからだの みけつものぞと ひとはしらずやも

草母樹母吾産土乃御体乃御毛津物曾止人者不知也母