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大和心

第1389回 真道問対(本田親徳翁)-9

著者:小山一夫 / 公開日:2026-09-03

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『序   佐藤卿彦述

「真道問対(シンドウモントウ)」は明治十六年と申す約百年以前に発表されたものであるが、神界に於ける弛(タユ)みない御神霊の活動が、神代から永久不変に行われて居る事の実証を顕わして、霊学研修者のために本田翁が残されたものと拝察いたすものである。

問対の言語は「短」にして「明解」に教示されているのであるが、星霜移り変りして、漢文を難解とする向きもあるので、本書発行に当たり「神意を伺い」訓読みと致し、簡単な解説を集録致したものである。

解説に就いては、本文の単語に含まれる表裏の薀蓄のある意義は筆舌に尽くしがたいものであり、且つ、長文に亘るので差し控えた。帰神術の神法を研修致す際に、必ず問対の意義を伺い、正しい解釈を頂いて本田霊学伝承の役を果たしたく努力致して居る次第である。

問者 副島種臣

対者 本田親徳

以後問を◎印  対を△印

解説 佐藤卿彦』(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)

◎ 霊力同一乎。

△ 霊無力力無霊。霊力相応而得為神為物也。

◎ 霊、力は同一乎。

△ 霊には力無く、力には霊無し。霊、力相応じて、而して神と為り物と為るを得る也。

解説

本田翁は、学則の冒頭に「神の黙示は乃ち吾が俯仰観察する宇宙の霊・力・体の三大を以てす」と掲げられて居り、これら霊・力・体を「三元」と称えられた。この霊・力について神界からのお答えは、霊・力別々では用がない、霊力互に応じ合って始めて、神となり物となる。霊妙な用がなければならないと御教示されたもの。