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大和心

第1395回 真道問対(本田親徳翁)-13

著者:小山一夫 / 公開日:2026-09-09

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『序   佐藤卿彦述

「真道問対(シンドウモントウ)」は明治十六年と申す約百年以前に発表されたものであるが、神界に於ける弛(タユ)みない御神霊の活動が、神代から永久不変に行われて居る事の実証を顕わして、霊学研修者のために本田翁が残されたものと拝察いたすものである。

問対の言語は「短」にして「明解」に教示されているのであるが、星霜移り変りして、漢文を難解とする向きもあるので、本書発行に当たり「神意を伺い」訓読みと致し、簡単な解説を集録致したものである。

解説に就いては、本文の単語に含まれる表裏の薀蓄のある意義は筆舌に尽くしがたいものであり、且つ、長文に亘るので差し控えた。帰神術の神法を研修致す際に、必ず問対の意義を伺い、正しい解釈を頂いて本田霊学伝承の役を果たしたく努力致して居る次第である。

問者 副島種臣

対者 本田親徳

以後問を◎印  対を△印

解説 佐藤卿彦』(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)

◎何謂全霊。

△勇親愛智也。

◎ 何をか全霊と謂ふ。

△ 勇、親、愛、智也。

解説

宇宙創造の神の四魂の内容を示したものである。後述に「勇、智、親、愛は不易の道なり」とあり、勇は体の中より溢き出る力、決断が良い、するどい、悦びすゝむ等の意なり。親は良く見なれた人、見なれている人即ち「オヤ」のことで、親しむ、仲睦まじい、近付く、必安くする等の意なり。愛は慈(イツク)しむ、恵む、可愛がる、哀れむ、愛でる、惜しむ等の意なり。智は慧(サト)いこと、賢いこと、思慮が深いこと、才があること等の意である。