神道と日本の記事一覧

大和心

第1421回 産土百首 本田親徳翁-10

著者:小山一夫 / 公開日:2026-10-03

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『本田先生の全遺著を概観いたしますと、教理の部門と法術の部門に分かれますが、教理の部門では産土百首と霊魂百首が先ず先生の霊学の序論を成して居り、古事記神理解と難古事記が表裏一体を成して本論を形成し、道の大原と真道問対が結論を成している様に考えられるのであります。随って産土百首と霊魂百首とは本田霊学の緒口であり大切な基礎でありますから、之を出来る限り深く研究いたしませんと先生の霊学に入って行けない。長沢先生の申される十二学科もこの序を為す両書のための大切な参考書に当るのではないかと思うのであります。』(「本田親徳研究」)

28、 雨霰(あめあられ) 雪や氷も 産土の 人を憐れむ 涙なるらめ

あめあられ ゆきやこほりも うぶすなの ひとをあはれむ なみだなるらめ

雨霰雪也氷母産土乃人乎憐牟涙奈留良免

29、 産土の 恵みの露に 染められて 花も紅葉も 色に出づらし

うぶすなの めぐみのつゆに そめられて はなももみぢも いろにいづらし

産土乃恵乃露尓梁良連弖花母紅葉母色尓出良志

30、 飛ぶ雲も 鳴る雷も 産土の 神の声ぞも 神の像(かた)ぞも

とぶくもも なるかみなりも うぶすなの かみのこゑぞも かみのかたぞも

飛雲母鳴雷毛産土乃神乃声曾毛神乃像曾毛