2022-01-31 著者:小山一夫
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方剤、いわゆる漢方薬は、食材よりもさらに分類が細かくなります。
それは患者の体質や病状をより細かく調べてベストな処方を組むためです。
診断は「四診」によって行われます。
「望診」とは、患者の顔色や動作を見て判断します。舌や皮膚の状態などを診るのもこの中に入ります。
「聞診」とは、患者の声や臭いによって診断します。
「問診」とは、患者の訴えや、こちらからの問に対する答えによって診断します
「切診」とは、患者に直接触れて診断します。これはさらに脈診と腹診にわかれます。
現在の中国では診断機器の発達により、従来の診断方法を新しい検査機器により補完しています。
診断には、基本的な原則があります。たとえば一部を書きますと
①全体についての情報は、部分についての情報に優先します。
②部分同士では、上部についての情報は下部についての情報に優先します。例えば顔色が見るからに赤く、火照っているような場合は、足が冷たくとも「熱証」とします。
③身体に関する情報は、排泄物や分泌物に関する情報に優先します。例えば疲れ易いという「虚証」条件があれば便秘という「実証」条件があっても「虚証」とします。
などです。
証の判定がすみますと、たくさんの処方からその方に適切なものが選択されます
薬剤の組み合わせや量の調整などで、たとえば胃腸疾患だけでも少なくとも25種類の処方があり、個人差を考慮した加減法(微調整された処方)はその数倍の種類になります。
参考文献としては、北里研究所におられた桑木崇秀博士の「健保適用エキス剤による漢方診療ハンドブック」がおすすめです。(アマゾンで探したら、なんと中古本で1円からありました、、、、)
ただ、これを読みますと、巷で処方された漢方薬が自分に合っているのかどうか、心配になって確認したくなります。
ただ桑木博士は既に故人になられており、直接ご相談できないのが残念です。
生前にお話しさせて頂いたとき、とても親切で優しい方だと思いました。
医は仁術、のお手本のような先生でした。
(桑木先生が学んだ台湾の張先生も、すでにお亡くなりになられています。張先生も凄い博学でとても素晴らしいl立派な方でした。書籍も大変勉強になりました。)
追記・・・桑木先生の薫陶を受けた医師がきっとおられると思いますが、残念ながら私は存じ上げません。