2022-02-09 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
最近、火山噴火や地震のニュースが多いですが、日本以外でも1000年に一度の海底火山大噴火をはじめ、太平洋の周辺で地震が多発したり、これから先どうなるのかとても不安になります。
日本は世界でも特出した地震国ですが、国土技術研究センターによれば、「日本では全国で活火山が108山あり、世界の活火山の7%を占めています」だそうです。(さらに、日本には海底火山も34ヶ所あります)
東日本大震災の時は、地震と津波により甚大な被害がありましたが、その時原発事故の怖さも改めて思い知らされました。
富士山噴火が起きたら火山灰で首都圏の都市機能はどうなるのか?という被害想定が最近話題になっています。
静岡県からも「富士山ハザードマップ」として昨年改訂版が出されてましたが、気になるのは噴火と原発の関係です。
雑誌「ビッグイシュー」(2019年5月1日発売)にびっくりするようなタイトルの記事がありました。
「富士山噴火のシミュレーション。静岡・浜岡原発は10㎝の降灰で停電発生、各地の原発も、近隣火山の噴火可能性あり」
記事の中のサブタイトルでも「降灰と停電で、冷却継続は無理」とか「川内原発は火砕流到達の恐れ。東海第二原発は降灰50㎝に!?」とか。。。地震と津波だけじゃなくて噴火の火山灰でも大変なことになるそうです。
どれだけ科学的な検証がされているかわかりませんが、最悪を想定してそれに備えることは大事だと思います。
そこで改めて日本の原発の立地を調べてみました。すると、信じがたい事実に気づきました。(今まで私が無知だっただけですが)
まさに中央構造線とフォッサマグナのライン上に、なんと16基が建設され、さらに2基がその途上にあったのです。
*中央構造線・・日本最大級の断層系
*フォッサマグナ・・日本の主要な地溝帯
東海第二原発 1基~中央構造線断層帯
四国電力伊方原発 3基~中央構造線断層帯
九州電力川内原発 2基~中央構造線断層帯
中国電力上関原発(計画中) 2基~中央構造線断層帯
東京電力柏崎原発 7基 ~柏崎柏崎千葉構造線断層帯
中部電力浜岡原発 3基~糸魚川静岡構造線断層帯
今回の福島第一・第二も、東海第二から近く、中央構造線の延長線上にありますので、それも含めますとさらに10基が。。。
つまり28基、全国57基(もんじゅ・常陽も含めると全国に59基、他に建設中のもの、計画中のものが8基)の約半数が、極めて危険な立地にあるわけです。
計画した時に何も考えなかったのでしょうか?
選りによって何故わざわざ高リスクな場所ばかり選んだのでしょうか?
国内の108の活火山や、34ヶ所の海底火山が、万一噴火したらどうなるのか?
火山と原発の立地関係など怖くてとても調べられません。
原発も立地をよく考えて、最新の「事故の起きない原子炉」のような安全なものを作るなら、無学な私でも検討課題としていいかなと思います。
「理論的にメルトダウンによる事故が起きないという、新しい原子力発電所の研究開発が米国で進められている。」そうなので。
(詳しくは WIRED のサイトをご覧ください)
ただ、開発側の言葉通りにすべてを信じていいかどうかはなんともいえませんが。
まあ個人的には、いくら安全であっても核廃棄物の最終処理方法が具体的に決まってからにしてほしいというのが本音です。
それに福島の汚染水も、見渡す限り巨大なタンクが並んでいますが、それも増え続けています。
また、福島原発はもとより、廃止が決まっている各地の原発(計24ヶ所)の廃炉作業もほとんど進んでいないわけですから。
なんとも難しい問題ですね。
でも
すでに日本に住んでいる以上、怖がってばかりではいられません。
「備えあれば憂いなし」というように、政府にも頑張ってもらいたいですし、こちらも日頃から食料や水、災害用品等を備蓄したりしておきたいものです。
父はよく「治にいて乱を忘れず」と言っていました。平穏無事の時も、万一のことを考えて油断してはいけない、という意味だそうです。
私もそう心がけたいと思います。(さっきアマゾンでミネラルウォーターを注文しました。。。)