
2022-06-08 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
昔日本でも光化学スモッグが大問題になっていましたが、中国では、都市部だけでも04年に35万8千人の人達が大気汚染が原因で命を落としています。これでは大規模な戦争並みの死者数です。
確かに北京などいつも「もや」がかかっているようで遠くがよく見えないのですが、当初はあれが大気汚染によるものだとは想いませんでした。
例えば「南方週末」誌によると、2007年12月だけでも「もや」は22日間に及びその日は
多くの人が呼吸困難、咳、めまい、倦怠感、吐き気イライラ感に襲われ、病院に診察に訪れる患者も急増したとの事です。
記事では、「大気や海水の流れを見れば明らか」ということで、中国大陸からの越境汚染が日本を襲うと警鐘を鳴らしていますが、黄砂や酸性雨などのように、空気と水が、国境を越えて繋がっていることを改めて考えさせられます。
中国を「世界の工場」そして「巨大市場」にした先進諸国は、それがもたらした深刻な環境破壊について、正しく認識すると共に改善に向けた責任ある対応を、早急にとるべきだと思います。
環境問題については、ウソ、ホント、いろいろな意見がありますが、エコロジーを心掛けた結果、逆に環境を破壊していたとしたら、なんとも複雑な気分になりますね。
かつて日中問題の険悪化に伴いレアアースの対日輸出制限がなされました。その為レアアース不足により、その代替技術が次々と開発されましたが、だからと言って全く必要なくなったわけではありません。
『エコロジー運動』とは「人間も生態系の一部であるという観点から、自然環境と共生する生活や社会を構築することを目指した運動のことを指しています。自然保護や公害防止はもとより,広く食品安全やリサイクル運動省エネ・省資源活動なども含みます。 」
(財団法人九州環境管理協会 環境関連用語より )
イギリスは最大8基の原発を新たに作るそうですが、ロシアの天然ガスや原油が西側諸国に入って来なくなると、イギリスに追随する国も増えてくるかもしれませんし、石炭火力発電所などが新設されることになるかも。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220408/k10013572501000.html
もう環境問題は二の次のような感じになりそうな予感がします。困ったものです。