
2022-10-27 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、やり方が上手くないのか利益を上げてもこの程度ですが、実は大きな問題点を孕んでいます。
安定的に利益を積み上げるには、個別株ではなく日経平均のETFがいいわけですが、持ち続けるだけではなく頻繁に売買を繰り返すか、空売りを使ってリスクヘッジする必要があります。しかし日銀は今年初に52兆円のETFを保有しているので、これをリスクヘッジ出来るくらい空売りすると日経平均が暴落するためとても出来ません。
日経平均が上がり続けるか、横這いならばいいですが、もしも大暴落したり下落し続けたりしたら大問題です。
何より株・債券・外国為替市場がトリプル安になって、520兆円超える国債が大暴落したら、、、。
一番怖いのは、来年金融引き締めに転じて利上げが始まることです。
例えば560兆円を超える日銀当座預金残高に2%の利息をつけるだけで、自己資本が10兆円しかない日銀は一年も経たずに債務超過になります。
日銀は株式を公開している上場会社ですから、日銀法を改正できなければ、日銀株は東証で上場廃止への対象銘柄になってしまいます。
過去G7の国で中央銀行が債務超過になったことはありません。
そうなった時の円相場、株式市場、債券市場等々どうなってしまうのか?
過去に例がないほど最悪すぎて想像もできません。
この辺りのリスクがアベノミクスが潜在的に持っている功罪の「罪」なのでしょう。
つまり一定のレンジ内で収まっていれば、「功」が優ったままで推移できたのですが、今の状況は明らかに安全なレンジ幅を超えています。
下記は日本経済新聞の会員限定記事なので、会員或いは無料会員にならないと読めませんが、、、
つづく