2024-08-25 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
中国古代の養生法をご紹介します。
やり方は師傳によって多少異なることもありますが、ここでは私が昔習った方法を。
(ご病気や体調不良等の方は、医師に相談されてからがいいと思います)
列仙伝によると、王子喬は周の霊王(紀元前6世紀)の太子晋のことであり、河南嵩山で三十年余り修練し、仙人となって昇天したそうです。この導引は「道蔵」に記載してあるもので、もともとは34式がありましたが、ここではその中の20式を選んでみました。
胡坐をかいて坐ります。腰を伸ばし、両手を体の脇から腹の前まで動かし、両手の指を軽く広げながら、掌を上へ向けます。そして、手を胸の前から頭の上方まで上げます。両手を上げる時には、途中で掌を返しながらし、頭の上方に至る時に天をゆっくりと押し返すように気持ちで行います。
この一連の動作する時に、目は両手を見詰めてゆきます。同時に鼻から気を吸い、頂点で呼吸を閉じ、5秒ほど維持します。その後、両手を返しながらゆっくりと腹の前まで戻します。両手の指先が向き合うように。手を戻す時には、口でゆっくりと息を吐く。以上を7回繰り返します。
脇に滞留する濁気を清気と入れ替え、上半身の気質を改善する事に有効な導引です。
*呼吸をする時に次のように行いますと、効果がさらに期待できます。
①息を吸う時は、鼻から吸った「清らかな気」が全身に広がるようにイメージします。
②息を吐く時は、「濁った気」を口から吐ききるようにイメージします。