2024-09-01 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
中国古代の養生法をご紹介します。
やり方は師傳によって多少異なることもありますが、ここでは私が昔習った方法を。
(ご病気や体調不良等の方は、医師に相談されてからがいいと思います)
列仙伝によると、王子喬は周の霊王(紀元前6世紀)の太子晋のことであり、河南嵩山で三十年余り修練し、仙人となって昇天したそうです。この導引は「道蔵」に記載してあるもので、もともとは34式がありましたが、ここではその中の20式を選んでみました。
胡坐をかいて坐ります。腰を伸ばし、左手を腹の前から、胸の前を経て、顔の前まで上げ、指が後ろを指すようにして掌を天に向けます。右手は自然に体の脇に垂れ下がり、掌は床につけます。5秒ほど呼吸を止めてその姿勢を維持します。目は手を挙げる動きを追うように。その後、手を下げて元へ戻ります。手を交替して、交互にそれぞれ7回繰り返します。
手を上げる時に鼻で息を吸い、手を下げる時に口からゆっくりと息を吐きます。
腹部に滞留する濁気を清気と入れ替え、上半身の気質を改善する事に有効な導引です。
*呼吸をする時に次のように行いますと、効果がさらに期待できます。
①息を吸う時は、鼻から吸った「清らかな気」が全身に広がるようにイメージします。
②息を吐く時は、「濁った気」を口から吐ききるようにイメージします。