2022-12-27 著者:小山一夫
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もとより呼吸とは、生命力を維持するために必要なものです。
この生命力ですが、ヨーガの世界では4つに分けて考えます。それはボディ(肉体)、マインド(心/脳の働き)、ソウル(魂)、スピリット(霊)の4種類です。
マインドを生む脳は肉体の一部ですので、ボディとマインドは有形の呼吸に関わります。
次のソウルとスピリットですが、こちらは無形の呼吸によって維持されると考えられます。
この無形の呼吸は、無形の生命力を高めるものですが、それは造化つまり生成化育の根源的な働きそのものだと言えます。
無形の世界をテーマとするウパニシャッドの瞑想では、この真我の「呼吸」を2種類の方法で体験します。直接的な方法としては、瞑目して自分の真我の輝きを観ます。輝きに強弱の変化があり、一定のリズムで繰り返す様は、まさに霊の呼吸と云ってもいいでしょう。
自分の生命の本質を生々しくリアルに知ることで、自然と自分への愛情、慈しみが湧き上がってきます。思わず眼が潤んでしまうほど感動します。ただ、この方法は真我の輝きが弱い間はできませんので、多少瞑想の訓練が必要です。