2023-01-03 著者:小山一夫
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昔私の古神道の先生が書道の先生もされておられたので、修行に行く際に、書道も教えてくださいとお願いしたところ、「上手い字が書けるようになったら、いい字が書けるようにお教えしましょう」と言われました。
お習字は形だけうまくなればそれで目的を達成します。
でも書道は、先生の言によりますと、漢詩を書くなら中国の歴史や古典は必須科目であり、できれば韻を味わう為に中国語の素養もあった方がいいとか。
そしてかなで和歌を書くならば、当然万葉集と日本史くらいは勉強しなさいとのことでした。
どんな意味かもわからずに、漢詩や和歌を書き連ねても、その作者の魂に触れることなどできないという事です。
つまり、形だけ整えて筆を走らせているうちは、とても書道といえるレベルではない、という意味なのでしょう。
歌の世界でも同じことが言えます。英語をほとんどわからない歌手が、発音だけ真似て、英語の歌を歌っても、誰が心から感動するでしょうか。なにごとも、ですね。