2023-09-24 著者:小山一夫
原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
呼吸法は一般に外呼吸の手段としての側面が強調されがちですが、実際には内呼吸がメインテーマとなります。この点に於いて、マントラも呼吸法も同様の役割を果たすわけですが、その為にはどうしても站椿やアーサナの形を作る際の体の質が重要な要素になります。
気功の站椿やヨーガのアーサナは、よほどムスビを意識しないと、体の中にぶつかりができてしまいます。それでは、マントラも呼吸法もほとんど意味をなしません。振動が円滑に伝わらないのでは、折角の努力が報われないということになります。
そこで、まず通常考えられる理想的な形を作ります。
そして、そこからリキミを取るように各関節を緩めます。
そして体液のムスビ、つまり血液の円滑な流れを意識します。
次に、体の中のレントゲン写真を取るような気持ちで、その時の骨格の全体像をしっかりと内観します。これは、次の骨格のロックに不可欠な作業です。
そして尾てい骨から順に一つひとつ脊椎のブロックをムスんでゆくように、順に骨格を内観します。
私はこの方法を、骨格のムスビと呼んでいます。
感じとしましては、正確な形を作ってから、一度各関節をゆるめ、その後に、骨格を順にムスぶことで再度形を作り直すわけです。その間に、体液のムスビ(血流)を確認し、呼吸法で起こした波を全身に円滑に伝えられる体内環境を作ります。
站椿やアーサナの作り方には、まだまだ多くの要素が必要ですが、最低でもこの様な作業を意識して頂ければ、それらが本来の効果を引き出し、享受することが出来るでしょう。