2024-09-15 著者:小山一夫
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対して、密教ヨーガは足し算のヨーガです。「身・口・意」の三密を融合させることで、自らの能力を高めることを目的としています。「身」はムドラー(印契)、「口」はマントラ、「意」は意識の使い方を意味し、これらを目的に合わせた特殊な組み合わせで同時に行い、脳やチャクラなどに特定の影響を及ぼします。この原理は、ハタ・ヨーガ、クンダリーニ・ヨーガなどのいわゆる密教ヨーガで広く用いられており、その効果もある程度検証されています。
リラックスを目的として、指導者の指示に従い、呼吸に意識を向けたり、何かのイメージを思い浮かべることは、初心者にもやり易く、本格的な瞑想の準備としても役立つと思いますが、アーサナを三密の「身」としてとらえて瞑想法として行うと、より良い効果が期待できるでしょう。
身体から心へ、そして真我へと瞑想を進化させてゆくならば、ヨーガ本来の持つ力を深く味わうことができると思います。意識が徐々に変わってゆけば、ライフスタイルもそれに伴って、より豊かなものへと変化してゆきます。ヨーガが人生を輝かせる有効な道具になるかどうかは、その取り組み方次第です。巷間、沢山のヨガクラスがありますが、自分がお手本にしたいと感じられる先生の元で練習することをお勧めします。先生は教えることで新たな気づきを得るものです。共に成長することができれば、ヨーガ技術の向上と共に、毎日が素晴らしいものになることでしょう。