2024-10-19 著者:小山一夫
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禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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<脚注>
1.禅定・・”禅那”の禅と、その意訳である定の合成語。身心が深く統一された瞑想の境地。三昧(サマディ)。
2.景徳伝灯録・・中国宋代に道原によって編纂された禅宗の史書。伝説も多く、史実とは限らない。
3.薬山惟儼・・石頭希遷禅師の法嗣(745-828)。”不思量底、非思量”の禅話などで知られる。
4.数息観・・呼吸を数えることで意識の集中を図り、精神を安定させる技法。
5.警策・・坐禅に際して、修行者の肩や背中を打つための棒。臨済宗では「けいさく」という。
6.軟酥之法・・禅病に悩んだ白隠が、京都北白川で白幽子仙人から学んだ治療法。「夜船閑話」参照。
7.白隠慧鶴・・駿河原宿の松蔭寺で出家(1686-1769)。臨済宗中興の祖と称される禅僧。
8.禅病・・禅の修行者に起こる身心の変調。
9.坐禅儀・・禅宗四部録のひとつ。原作者不明。禅宗の規矩(きく)(基準となる手本)。
10.信心銘・・禅宗四部録のひとつ。三祖鑑智僧燦(そうさん)禅師著。
11.証道歌・・禅宗四部録のひとつ。永嘉玄覚著。
12.禅の十牛図・・禅宗四部録のひとつ。廓庵師遠著。
13.瑜伽師地論・・唯識派の無着(310-390頃)が、弥勒菩薩の説く瑜伽行を詳解したもの。
14.大安般守意経・・原題はアナバーナ・サチ。数息、相随、止、観、還、浄の6段階の瞑想を説く。
15.摩訶止観・・止観について説かれた仏教論書。天台智顗(ちぎ)(538-597)著。天台三大部のひとつ。