2024-11-10 著者:小山一夫
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禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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<脚注>
1.如浄禅師・・宗の時代の僧(1162-1227)。天童山景徳寺の住持。道元に印可を与えた。
2.印可・・弟子が悟りに至ったことを師が認証すること。指導者となることを許可すること。
3.祗管打座・・通常、「只管」とも書くが、宝慶記、正法眼蔵・行持下などでは「祗管」。
4.修証(證)一等・・修行と悟り(証悟)は同じだということ。
5.宝慶記・・道元が如浄禅師に師事していた時(中国宝慶年間)の修業記録。道元の死後に発見。
6.典座教訓・・洗面、料理などの日常生活に際しての心構え等を記した禅寺での具体的な生活指導書。
7.正法眼蔵随聞記・・道元の説いた事柄を懐奘が聞くに随って記録したもの(和文)。
8.煩悩・・欲望、怒り、執着などの人間の悩みや苦しみを生じさせる心の働き。貪瞋痴の三毒など。
9.スッタニパータ・・最古の仏典として知られている。第4&5章が最も古い。「犀の角」の話が有名。
10.彼岸・・悟りの境地。生死を超えた究極の境地。煩悩や迷いに満ちた世界(此岸)の対岸のこと。
11.上求菩提・下化衆生・・上に仏の境地を求め、下に衆生を教化すること。自利行と利他行。
12.黄檗希運・・唐代の僧(?-850)。百丈懐海の弟子。臨済義玄に印可を与えた。
13.趙州従諗・・唐代の僧(778-897)。南泉の弟子。「喫茶去」、無門関の「趙州狗子(無字)」等で知られる。
14.修懺・・自分の犯した罪を仏祖の前で懺悔すること(儀式)。
15.看経・・当初は黙読を指したが、後に音読(諷経)と同義となり、経典の研究をも含むようになった。