2025-01-29 著者:小山一夫
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禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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第3章 第三 見牛
序
従声得入、見処逢源
六根門著著無差、動用中頭頭顕露
水中塩味、色裏膠青
貶上眉毛、但非他物
声より得入(とくにゅう)すれば、見処(けんじょ)源に逢う
六根(ろっこん)門 著々(じゃくじゃく)差(たが)うこと無し、動(どう)用(よう)の中頭々(ずず)顕(けん)露(ろ)す
水中の塩味、色(しき)裏(り)の膠(こう)青(せい)
眉毛(びもう)を貶上(さつじょう)すれば、是れ他物(たもつ)に非ず
頌
黄*枝上一声声日
暖風和岸柳青
只此更無廻避処
森森頭角画難成
黄(こう)*(おう)鶯枝上 一声声
日暖かに風おだやかにして岸柳青し
只此れ更に廻(かい)避(ひ)する処無し
森々たる頭(ず)角(かく) 画(えが)けども成り難し
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④意識の解放~集中の解除
リラックスの次は意識の解放だ。
第1章の「身の脱落に至るプロセス」のところで説明したプラチャーハーラ(制感)を思い出して欲しい。あれを仰向けで行なう。目を開けて最大に視野を広げる。視線は天井に向けるが、特に何かを見ようとはせずに、”集中の正反対の状態”にする。そしてゆっくりと眼を閉じてゆく。慣れてきたら、その時の脳の状態を思い出すだけでいい。それで充分だ。もちろん五感全てを解放できればなお良いが、それには少し練習が必要だろう。