一般財団法人 野萩青少年育成財団
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禅の十牛図 考-132

2025-02-21 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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第3章 第三 見牛


序
従声得入、見処逢源
六根門著著無差、動用中頭頭顕露
水中塩味、色裏膠青
貶上眉毛、但非他物

声より得入(とくにゅう)すれば、見処(けんじょ)源に逢う
六根(ろっこん)門 著々(じゃくじゃく)差(たが)うこと無し、動(どう)用(よう)の中頭々(ずず)顕(けん)露(ろ)す
水中の塩味、色(しき)裏(り)の膠(こう)青(せい)
眉毛(びもう)を貶上(さつじょう)すれば、是れ他物(たもつ)に非ず

頌
黄*枝上一声声日
暖風和岸柳青
只此更無廻避処
森森頭角画難成

黄(こう)*(おう)鶯枝上 一声声
日暖かに風おだやかにして岸柳青し
只此れ更に廻(かい)避(ひ)する処無し
森々たる頭(ず)角(かく) 画(えが)けども成り難し
 

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<参考> 大空経の空観


原始仏典の大空経は、どのようにして空の状態に達するかを説いている。

先ず四段階の禅定を修し、内的、外的、内外それぞれに空を示し、そして不動に心を向ける。次に、行住坐臥の四威儀を意識して行い、五蘊が無我であることを観察する。参考になるのは、四禅定から空観へすすむところだ。それと五取蘊の観察により、生成と消滅を順に観察することで、五種の執着の元となる集合物への意識が変容してゆくところだ。教典上での説明は足りないが、他の経典と併せて読むと理解しやすいだろう。
 


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