一般財団法人 野萩青少年育成財団
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禅の十牛図 考-192

2025-04-22 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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第3章    第五図 牧牛


序
前思纔起、後念相隨
由覚故以成眞、在迷故而為妄
不由境有、唯自心生
鼻索牢牽、不容擬議

前(ぜん)思(し)纔(わず)に起これば、後(ご)念(ねん)相(あい)随(したが)う。
覚(かく)に由(よ)るが故に以(もっ)て真となり、迷(めい)に在るが故に而(しか)も妄(もう)と為る
境(きょう)に由って有(う)なるにあらず、唯(た)だ心(しん)より生ず
鼻(び)索(さく)牢(つよ)く牽(ひ)いて擬議(ぎぎ)を容(い)れざれ

頌
鞭索時時不離身
恐伊縦歩入埃塵
相将牧得純和也
羈鎖無拘自逐人

鞭(べん)索(さく)時々(じじ)身を離れず
恐るらくは伊(かれ)が歩を縦(ほしいまま)にして埃(あい)塵(じん)に入らんことを
相(あい)将(ひき)いて牧得すれば純(じゅん)和(な)なり
羈(き)鎖(さ)拘(こう)すること無きも自ずから人を逐(お)う
 

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牧牛とは


牧牛とは、牛を養い育てることだ。それはつまり真我(プルシャ)(仏性)の働きを高めることを意味する。これは次の騎牛帰家を見据えてのことで、真我の運転活用までが当然視野に入っている。牛と共に帰家するには、充分な真我の強さと純和(ムスビ)が必要だからだ。それでは具体的にどのように牛を養い育てるのか、真我を強くするための取り組みについて詳解しよう。


①師が禅定(サマディ)に入った時の「場」の雰囲気にできるだけ多く接する(同席する)。
②師の禅定が放つ雰囲気(神気)を自らの中空の竹に受け入れる。
③身体の中府に鎮まった真我を、自らの光輝系五気を使って動かす。
④自力で禅定に繰り返し入いることで神気に浴する。


見ての通り、これらは難易度順に並べられてはいるが、残念ながら、一定の環境なり条件が整わないと実現できないものばかりだ。では上記について一つひとつ解説しよう。
 


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