一般財団法人 野萩青少年育成財団
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ヨーガスートラ 考-10

2025-07-19 著者:小山一夫

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ヨーガスートラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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<参考>


*「(真の)バラモンは、(正しい道の)ほかには、見解・伝承の学問・戒律・道徳・思想のうちのどれによっても清らかになるとは説かない。かれは禍福に汚されることなく、自我を捨て、この世において(禍福の因を)つくることがない。」(「ブッダのことば~スッタニパータ」790岩波文庫)


この「バラモン」という表現は、中村元博士によれば、「原始経典の最古層では、修行を完成した人、理想的な修行者のことをバラモンと呼んでいた。」とのことなので、当時のバラモン僧を指していたわけではありません。(スッタニパータは現存する最も古い仏典で、釈迦の直説が多く記されているものとして知られています)

*「みずから誓戒をたもつ人は、想いに耽って、種々雑多なことをしようとする。しかし智慧ゆたかな人は、ヴェーダによって知り、真理を理解して、種々雑多なことをしようとしない。」(「スッタニパータ」792)


通常ヴェーダといえば、バラモン教の4種類の聖典(リグ・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダ)を指しますが、中村元博士は「この場合『ヴェーダ』とは実践的な認識のことをいう。」と解説しています。
 


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