2025-07-28 著者:小山一夫
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ヨーガスートラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ところがヨーガスートラでは、その様な具体的な話ではなく、もっと深いヨーガの原理について書かれています。以下は私の個人的な解釈なので参考文献とかは特にないのですが、この調気について別の角度から考察したいと思います。
「調気とは呼息と吸息の流れを断ち切ることである」とは、呼息と吸息のプロセスを遮断するために単純に「止息」を付加した、ということではないと思います。
無意識で呼吸していても、必ず転換点で止息状態があります。ですからその時間配分を調整するだけでは、調気とはいえないのではないでしょうか。いくら息を止めても、いつか吐くことになり、その「吸-止-呼」のプロセスは継続するわけですし、また多少時間配分を調整しても、気の制御には直結しないのですから。
人間は24時間呼吸をしていますが、そのほとんどは無意識で行なっています。
つまり呼吸とは無意識下での生理的活動なのです。
そして呼吸法とはその無意識で行なっている呼吸を意識的に行なう技術だといえます。