2025-08-08 著者:小山一夫
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ヨーガスートラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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制感に於いては内観の重要性が説かれているわけですが、凝念つまり集中の前にあえて観察を位置づけたヨーガスートラは、集中―観察ではなく、観察―集中という正しい順序に沿って書かれているといえます。
このヨーガスートラを、宗教的に読むのではなく、高度な技術書として具体的に読み解くならば、この書は多くの貴重な智慧を与えてくれることでしょう。
ところでスワミ・ヨーゲシヴァラナンダ師によれば
「精神集中行法といった場合、外界の事物に対するものと、身体内部の事物に対するものとがあるのです。」(P79)として、次のように外界の事物に対する五つの精神集中法を列挙しています。
5元素 精神集中の対象(スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ師)
地 オーム、黒い点、聖人の絵姿、神像など
水 鏡のように静まった水面
火 ランプやろうそくの炎、電球、祭壇の火
風 空気との接触、物と触れ合う感じ、寒暑、呼気や吸気
空 聖音の誦唱、河の音、体内の音のように規則正しく聞こえる音