2025-10-06 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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釈迦の生まれた時代、苦悩の多くはカースト制度に起因していました。ですから人々を苦悩から救う第一歩は、まず出家によって、カースト制度から離脱させ、服装や生活環境等々を全く新たな様式に従わせることで、どこのカーストか判別できなくすることでした。
そして八正道(正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)によって真の自由を得、輪廻転生などという幻想の持つ呪縛から逃れることが、釈迦の教えのベースにあったわけです。
仏教のみならず宗教を研究する際には、それが成立した時代の社会的背景をまず分析する必要があると思います。
それを無視して経典だけを追いかけるならば、その本質は見えてこないでしょう。
宗教とは、本来人間に心の平安と真の自由を与えるものであるはずなのに、過去の例を見る限り、むしろ平安を妨げ自由を束縛してきたように思えます。
21世紀になってもまだその流れを続けなければならないのでしょうか。
私が「ヨーガに信仰はいらない」といい、特定の宗教と結びつかないヨーガの在り方を主張しているのは、このような考え方がその背景の一つなのです。