2025-10-02 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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結論を言えば、輪廻思想と解脱のシステムこそが、当時の体制を維持するのに最も有効な手立てだということになったわけです。
もともとアーリア人の宗教になかったこの二つの思想を発明したことによって、その後2800年に渡りインドをその影響下に置くことができたのですから、当初の目的は十二分に果たせたといってよいでしょう。
この輪廻思想ですが、後にカルマ(業)の思想と結合したことで新たな展開を迎えることとなりました。
簡単に言うと現世で良いカルマを積んでおけば、来世で僅かでも良いところに生まれ変わり、そのような転生を重ねることで、最終的には輪廻転生からの解放つまり解脱を得、この世の苦しみから完全に逃れることができるという思想です。
これは逆に、悪いカルマを積めば、今よりも悪い来世を迎えることを意味します。