一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-71

2025-11-25 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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最後の第四の自我ですが、これは、マーイトリ・ウパニシャッドの「第四位」(19)やヨーガスートラの「第四の調気」(2-51)と区別して考えるべきかと思います。


マーイトリ・ウパニシャッドの22では「無声梵の中に消融する」境地は、「自主の境地を得る」境地に等しくいわば最終段階なのです。だとすれば、無声梵は「第四の自我は音母なく」と同義だと解釈し
文字通り「自我によって自我に入る」段階だと解釈すべきでしよう。ですからマーンドゥーキァ・ウパニシャッドの第四位(7)と第四の自我(12)は、マーイトリ・ウパニシャッドの第四位とは質が異なるものと解釈します。

このように聖音も使い方次第でとても役に立つものなのですから、自在神の念想目的でただ反復読誦するだけではもったいないと思います。ヨーガスートラだけでなく、ウパニシャッドを丹念に読み込んでゆけば様々な気づきがあることでしょう。そして正しい方法で実践を重ねることで、その妙味を味わうことが出来るのです。
 


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