2026-01-09 著者:小山一夫
原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
***********************************************
4.チャクラと生理学
チャクラを解説する際に、内分泌や神経叢との係りから説明する先生方をよく見受けます。私も初学者に対してはその様な手段を採用していますが、それはチャクラの全てを正確に指し示すものではありません。私はチャクラを大別して4種類の次元から考えるようにしていますが、肉体レベルでのチャクラ概念はそのひとつに過ぎません。
実際にヨーガを練習していますと、いろいろな体験をします。
初級レベルでは、それらの多くは生理的な反応なので、それを説明する際に前述の内分泌や神経叢との係わりを用いるのは、ヨーガ指導に際してとても便利です。
また、様々な技法を実践する際にも、ある部分必要不可欠な知識だといえるでしょう。なぜなら内観にとても役立つからです。例えば、松果体と視床下部・脳下垂体を交互に内観するクリヤを行なう時に、それらの位置関係を知っている人と、全く知らない人とでは、言うまでもなく内観に大きな差が生じます。
ただし、ヨーガの修行者は医学者である必要はありません。
ですからそれは、ヨーガを理解するための手掛かりの一つとして、概略だけ学んでおけばよいのです。それよりも実際のトレーニングを通して自ら体験することの方が何倍も大事です。単に学術的理論を勉強することで、あたかもヨーガをマスターした様に錯覚する事のないよう、くれぐれも注意しましょう。