一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-143

2026-02-10 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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11.アジニァー・チャクラ


このチャクラは眉間と松果体を結んだラインのやや下方に位置し、脳下垂体に深く関わっています。これは古来より、第三の目と呼ばれ、それが覚醒したときには「不可知なものを知り、不可視なものを見る」とされてきました。これは直感の中心で、無限の知恵の源と直接繋がっているとも言われています。メディテーションによるこのチャクラへの頻繁な刺激は脳下垂体の活動を促し、人をより直感的にします。


また、このチャクラは大脳辺縁系、視床下部とその隣接領域にも関係し、脳下垂体のみならず松果体にも影響を及ぼしています。これは神経的には、交感神経系と副交感神経系の調整機能に関与する最高中枢であり、これまでの五つのチャクラの機能をもここで調整することから、このチャクラは極めて重要なチャクラだと考えられています。ヨーガでは、ここが精神の主座であり、ここで基本的な肉体的バランスを調整するともいわれているのです。

リードビーター師によれば「脳下垂体は、物理的存在領域とより高い次元の存在を結びつける唯一の直接の連結環」(「チャクラ」P94)ということですが、「唯一」と言う部分には少し異論があります。


なぜならサハスラーラ・チャクラが、ほぼ同義の役割を担っているからです。それ故、ヨーガではこのふたつのチャクラのリンケージを構築するが、大きな課題だと言われているのではないでしょうか。

ところで、「第三の目」(ロブサンランパ著)という本のおかげで、このチャクラにもたくさんの幻想・妄想が生まれてしまいました。どうみても正しい理解より誤解の方を多く生んでしまったようです。後述しますが、シャルルボネ現象や臨死体験のケースを見てもわかるように、ヨーガをオカルトのように扱ってしまうと、その本来の素晴らしさを見失ってしまう恐れがあります。ですから荒唐無稽なオカルト話を鵜呑みにしないことです。
 


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