一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-153

2026-02-20 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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<参考>


インドのジャイナ教でもヨーガは重要な修行法の一つです。


「ジャイナ教徒は瞑想(ヨーガ)を行なった。ジャイナ教のサンヴァラの概念とパタンジャリのヨーガの概念は、本質的な意味において一致している。」(「ヨーガとサンキャ哲学」P44)
とありますが、かなり昔から身・口・意の三密を重視していました。


12世紀の白衣派のヘーマチャンドラが書いた「ヨーガ・シャーストラ」には、第5章から第6章にかけて「霊魂を身体から分離させる術」と、「霊魂を他人の身体に入らせる術」という大変興味深い記述があります。


ジャイナ教の技法について詳しいことはわかりませんが、私の体験からの理解では、真我(霊魂)を運転活用するには、その前提として自己の内に完全に鎮めることができなければなりません。
そして独存状態を確定したのちに、肉体から分離するわけです。ですからヨーガスートラの説く真我独尊が最終境地だとは思いません。


ところで
前述の「霊魂を身体から分離させる術」と「霊魂を他人の身体に入らせる術」は、原理的には共にシャクティパッド能力に直結しますので、とても大事な練習です。ただ、ジャイナ教の場合はわかりませんが、ヨーガのシャクティパッドの場合は、両者とも霊魂ではなくシャクティそのものを動かすことになります。

 

また、タントラのシャクティパッドの場合ですと、前者の「霊魂」は自らの真我ですが、後者の「霊魂」は神我になります。つまり「無のエネルギー」を相手に注ぎ込むわけです。どのチカラを使うかによって当然やり方も異なりますので、そのあたりは特にきちんと学んでおく必要があります。
 


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