一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-150

2026-02-17 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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まず間接的な技法としては、グルが自身の内部で特定のチャクラを活性化させることによって、弟子のチャクラを刺激する方法です。これは科学の共鳴共振に似た原理だと思われます。この場合グルは「無」のパワーを受け取りませんので、タントラではなくヨーガのシャクティパッドになります。

次に直接的技法としては、更にふたつに分かれます。
第一に「グルの内的パワーを注ぎ込む技法」
第二に「無と弟子をムスぶ技法」です。


前者は、グルの内的なパワーを「布気の原理」で直接弟子に注ぎ込みます。これは弟子を浄化する場合と、特定のチャクラまたはクンダリーニを刺激する場合の2種類があります。これも間接的技法と同じくヨーガのシャクティパッドなので、指導者は心身ともにかなり疲れます。


他方「無と弟子をムスぶ技法」では、まずグルが「無」と合一し、そこからエネルギーを引き出して弟子に注ぎ込みます。これには、自分に一度受け入れてから送る方法と、自分を介さずに直接弟子に送る方法の2種類があります。この場合、グルは自らのパワーではなく、「無」に力の源泉を求め、それを活用しますので、これはヨーガの範疇を超え、タントラの領域になります。

つまりどのパワーを使うかによって、シャクティパッドは、ヨーガ系とタントラ系に分かれるわけです。言うまでもなくタントラ系のほうが遥かに高度なので、その難しさは比べものになりません。恐らく世界中を見渡してもわずか数人しかできないと思われます。いずれにせよこの一連のシャクティパッドこそ、サッド・グル又はグルのなすべき役割だと言ってよいでしょう。
 


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