一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-144

2026-02-11 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ところでアジニァー・チャクラの位置ですが、比較的簡単に見つける方法があります。これはマントラを用いる際によく使うテクニックなのですが、舌の先端で前歯の付け根から上顎の奥に向けてゆっくりと触れてゆきます。そうすると少し上の方にやや膨らんだポイントが見つかるはずです。
そこに軽く舌先をあててください。僅かに負荷をかけただけでも、脳にはっきりとした感触を得られるはずです。


例えばONGなどのマントラを使う際は、声帯からの振動を舌先を通じて上顎のそのポイントに伝え、そこから骨伝導的にアジニァー・チャクラに響かせます。その振動を頚骨で受け止めて1~4番の各チャクラに伝える場合もありますが、いずれにしても、ただ声を張り上げたり、抑揚をつけて詠唱するだけでは、マントラ本来の効果は得られません。それでよしとするのは宗教の世界であり、ヨーガの技術とは別の話です。

たとえば、キルタンクリヤ系では、頭頂、松果体、脳下垂体、眉間の順でLフォームという独特な集中方法を採用していますが、これも慣れてきたら、サハスラーラ・チャクラからアジニァー・チャクラへ、それこそミリ単位でより繊細に内観すると良いでしょう。点から点へジャンプするような移動ではなく、明確な線として、両者のリンケージ(連関性)を確立してゆきます。それが簡単にできるようになれば、逆方向にも自在になります。


脳に対するクリヤやメディテーションは、このアジニァー単体というよりも、サハスラーラとの連携を強化しながら行なうものがほとんどです。
 


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