一般財団法人 野萩青少年育成財団
記事一覧に戻る

2002年の日記から―40

2026-04-09 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

2002-11-19
五術 紫微斗数


五術とは中国透派独特の学術体系である。それは「命」「卜」「相」「医」「山」の5つのカテゴリーに分かれ、それぞれがさらに4段階のレベルを持つ。

 

「命」とは人間に主眼を置いた宿命・運命を追求する体系、「卜」とは事件に主眼を置き時間と方位を基本として分析する体系、「相」とは物体の姿に主眼をおきその形状などから他に対する影響などを分析する体系、「医」とは人間の肉体に主眼を置き肉体の疾病による悩みを究明する体系、「山」とは人間の精神・肉体に主眼を置き、物心両面の向上発展を究明する体系。


「命」には紫薇斗数、淵海子平、星平会海等。

「卜」には六壬神課、奇門遁甲、太乙神数等。

「相」には金面玉掌、陽宅、風水等。

「医」には方剤、鍼灸等。

「山」には食事・築基、玄典、修密等の分野が挙げられている。


私も学生の頃、前述の老師から幾つか学んだが、結局その後は独学で勉強する事になった。透派については、諸説様々でなんとも評価に苦しむが、五術という枠組みについてはある程度の説得力を感じる次第。なので一つひとつを著名な原書に従って流派に囚われずにきちんと整理しながら勉強する事をお勧めする。


例えば「命」の紫微斗数であれば、私のお勧めは日本語ならば鮑先生の「飛星紫微斗数闡秘」に尽きるだろう。原書ならば、陳希夷の「紫微斗数全書」、張耀文の「紫微発秘」、「飛星紫微斗数」、梁湘潤の「紫微斗数考証」などがいい。

 

もしも勉強したいならば、このように透派に拘らずに、広く研究する事をお薦めする。(鮑先生の「中国命理枢要」は必読書のひとつに間違いない。)


ただ紫微斗数ひとつ見ても相当なボリュームがあるように、五術全部を幅広く学ぶとなると相当な年数を要する。だからまずは短い人生の貴重な時間をそれに費やすかどうかから考えたほうがいいかもしれない。私は結局その幾つかだけしか勉強しなかったが。
 


元記事