一般財団法人 野萩青少年育成財団
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2002年の日記から―39

2026-04-08 著者:小山一夫

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昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

2002-11-18
小周天・大周天


小周天とは道家の最も基本的な修行法だ。一言でいえば督脈と任脈に気を通じさせる訳だが、実際やってみると極めて難しい。今から25年前に道家の老師について暫く修行させて頂いたが、その際に読むようにと薦められたのが「筑基参証」だ。


「筑基参証」はかの有名な台湾の仙人・許進忠老師の名著。来月訪台する際に面会できる様、友人にコンタクトを依頼している。この本の完成度はかなりのものだ。幸いネットでも翻訳が読めるので一度参考に読まれるといい。原書が手に入れば、付録の(二)静坐記録、(三)私の静坐の経験、(四)静坐の過程での記述など大変興味深い。それと師について学ぶのが基本だから、本だけで練習するのは賛成できない。


ところで日本では、伊藤光遠氏の「煉丹修養法」(昭和2年実業之日本社刊)が有名だ。こちらは内容的には多少異論があるものの、当時の日本でこれだけ高レベルの書物が出された事に驚く。また内容の詳細さと巻末の「道語字解」については評価できる。この本は1987年に復刻されたがそれも現在絶版の為、国会図書館で閲覧されるといい。


また異色物としては、ユングの「黄金の華の秘密」がまず挙げられよう。これはあの「太乙金華宗旨」の解説本だ。その道を志す人であればまず一度は読んだことがあるだろう。かなりレベルが高いがとても参考になる事が多い。ただ解説者がユングというのが少し気になる所。内容の信頼性にやや疑問あり。首を傾げる点も少なくない。

 


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