一般財団法人 野萩青少年育成財団
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2002年の日記から―35

2026-04-04 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

2002-11-10
日本神武開国新考-1


天皇家の起源を探るには、初代の神武天皇誕生の経緯に注目する必要がある。神武天皇についてはもう20年位前からライフワークのひとつとして研究を重ねているのだが、調べれば調べるほど興味が尽きないテーマだ。

 

天皇家の起源について書かれた本として最も衝撃的だったのは、まず間違いなく、衛挺生教授の「日本神武開国新考」だろう。この本の書名は専門筋でもかなり広く知られているが、実際に読んだという人は殆んどいないに違いない。何故ならば、東大の家永三郎教授が翻訳を決意した時に時の宮内庁始め様々な関係者が猛反発し、出版を差し止めたからだ。ここではとりあえず、それほどまでに強烈なインパクトを持った内容だったという事だけ述べておきたい。

 

その後、「神武天皇=徐福伝説の謎」衛挺生;羅積穂著(新人物往来社 1977/04出版)でその妨害についての経緯等を出されたが、 「日本神武開国新考」の核心部分については触れる事はなかった。

 

20年前の時点で「日本神武開国新考」は国会図書館でも、コピー厳禁、貸し出し不可という事だったが、恐らく今では原書の保存状態等から見て閲覧も出来ないかも知れない。私は半年掛りで、ある華僑の方から譲って頂いたが、彼に言わせると日本にはたぶん5~6冊しかないだろうという事だった。偶然とはいえ、極めて貴重な文献を入手できた訳なので、それを世に出すとともに、自分自身の分析を加えて論評する事が私に課せられた使命ではないかと感じた次第。まさに自らのライフワークの一つだと考えている。(私の研究結論は衛先生とは異なるが) 
 


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