一般財団法人 野萩青少年育成財団
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2002年の日記から―34

2026-04-03 著者:小山一夫

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昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

2002-9-22-B
ジェラール・フィリップ


ジェラール・フィリップは惜しくも37歳で他界したが幾多の優れた作品を残している。


白痴 1945 肉体の悪魔 1947 七つの大罪 1952 

夜ごとの美女 1952 しのび逢い 1954 夜の騎士道 1955  

モンパルナスの灯 1958  危険な関係 1959  


今年は没後40年を記念しての映画祭が各地で開かれる。
この中でのお薦めは、「肉体の悪魔」と「モンパルナスの灯」だ。
「モンパルナスの灯」は、パリの画家、モディリアーニの伝記的映画で、実に哀愁深い感動の名作だ。この画家は、不遇の内に死を迎える。貧乏のどん底で絵をかき、酒と麻薬と女に溺れたまさに破滅型の天才だった。彼の妻は彼が35才で行き倒れのように死んだ時、後を追うように投身自殺した。その時彼女は身ごもっていたという。


エコール・ド・パリの代表的な天才画家の非凡な才能と悲惨な末路を、ジェラール・フィリップは表情豊かに繊細に演じている。ゴッホも生前1枚しか絵が売れなかったというが、モディリアーニも1枚の絵を僅かなワインの代償としていたのだった。
 


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