2026-04-25 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
2003-1-20
偏差-3 自発動
気功やヨーガの実践者が先ず気をつけなければならないのは自発動だ。これは文字通り自発的に身体が揺れたり、座ったまま跳ね出したり等々意志に係わりなく動き出す現象で極めて良くない偏差のひとつ。ましてそうなるのを期待するなどはとんでもない事だ。それが嵩じると自律神経系に障害が出るようになるので充分な注意が必要。
中には自発動は身体の悪い部分を矯正しているのだと誤解する人もいるが、そのような解釈も間違っている。もしもその様な偏差に陥ったならすぐに練習を取りやめて、正しい知識を持った先生に相談すべきだろう。
自発動に至る原因のひとつに「採気」が挙げられる。採気とは、外部の気(自然界の気等)を採取して自らの体内に受け入れようとする行為を言う。
所謂「気」には陽気(人間の生命力の質に近いポジティブなエネルギー)と陰気(結果的に生命力を抑制したり損なう負の質のエネルギー)がある。陽気であればまだしも、陰気を受け入れてしまうと次第に偏差を引き起こす事になる。故に、「気」の質を正確に判断できない内は、ヨーガや気功の伝統的な技術を以って体内で徐々に気を養い、堅実に練り続ける事によって自らの生命力を高めてゆく事が望ましい。採気のように安易に外部から受け入れる事は余り良い結果をもたらさないだろう。(修行が進み、気の質の判断に自信を持てたならば採気を取り入れても良い)