一般財団法人 野萩青少年育成財団
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中国医学 考―12

2026-08-04 著者:小山一夫

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昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

主な著書をそれぞれ挙げると、
劉完素 「三消論」「素問薬註」「河間六書」「内経運気要旨」等
張従正 「儒門事親」等
李東垣 「脾胃論」「蘭室秘蔵」等
朱丹渓 「格致余論」「局方発揮」「傷寒論弁」「医学発明」「丹渓心法」「外科精要発揮」等 


注目すべき理論としては、 劉完素 六経分類法、六淫理論 張従正 六門三法 朱丹渓 四傷理論。


特に六淫理論は明末清初の温病理論の母体となり、劉完素は河間学派の始祖とされている。また金元四大家には入っていないが、張元素に始まる易水学派も薬物帰経(薬物と経絡の関係法則)により後世に多大な影響を与えた。


この時代の薬療医学を大別すると前述の河間学派と易水学派に分かれるが、その医学思想の違いは次の様に説明できる。


河間学派 病因(六淫四傷)を基本とする全体観(巨視的、マクロ的)易水学派 病位(臓腑経絡)を基本にした局部観(微視的、ミクロ的)つまり病人に対してのアプローチの違いとしては、河間学派は全身的にどう偏向しているかに注目し、易水学派は全身の中でどの経絡、臓腑が主たる病根となっているかに主眼を置く。
 


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