2026-08-19 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
例えば、慢性肝炎などの治療に処方される「小柴胡湯」によって1994年から2年間で16人が肺炎で死亡、その後新たに50人が副作用と見られる肺炎を起こし内4人が死亡するという痛ましい悲劇を生んでいる。
小柴胡湯は「傷寒論」に出典されている古典的な処方である。日本における漢方薬のイメージは「ゆっくりと穏やかに効いてゆく」という所だろうが、元より傷寒論は急性病の為の医書である為に、長期間服用すべきでない附子のような薬物を使った処方が沢山出てくる。
小柴胡湯に含まれている半夏も「本草経」のなかでは下薬(毒性が強く長期間の服用が禁じられている薬物)に属し、短期間の服用に限定されている。小柴胡湯はその方剤の性質から「熱証」の患者でも長期間処方してはならない。柴胡と黄芩は強い寒性薬だが、半夏は温性薬の下薬だからだ。
半夏は鎮吐目的で組み込まれているが、その性質からみて、「熱証」の患者の体質とは強く反撥する薬物である。従って長期間服用した場合、癌も誘発しかねない。
又、附子が主薬となっている「真武湯」などは熱性薬の代表であり、「熱証」の患者には絶対用いてはならない。附子も日本で誤って用いられ何度も薬害事故を起こしている。