一般財団法人 野萩青少年育成財団
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中国医学 考―19

2026-08-11 著者:小山一夫

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昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

第5期 清朝末期以降


第5期は1880年以降である。ここではさらに3期間に分けて考察したい。
① 1880~1910年 
② 1910~1940年 
③ 1940年以降 


先ず、①の期間について。
元来中国医学は抽象的な機能生理学のみを拠り所としてきた為に、解剖学についての知識に乏しかった。清朝中期から西洋医学が急速に輸入されるにつれて、古典批判が活発になり、積極的な融合が試みられた。


ある意味ではこの時代が中国医学の頂点であったといえよう。治療医学は東西医学の融合によってある部分西洋医学以上の治療効果を発揮していたし、傷寒理論と内経理論が結びつくことにより、学問的にも飛躍的な進歩を果たした。ただ、養生医学についてはこの時代が史上最高のレベルであり、その後は明らかに大きく後退した。
 


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