2026-09-25 著者:小山一夫
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昔書いた原稿からいくつかアップします。(「アスリートバイブル」より)
○ 火の呼吸の練習環境
ヨーガの技法を行なうと自分の身体が3種類のエネルギーに包まれる。それがシープスキン(ムートンのこと。オフホワイトで自分専用のものを使用する)に蓄積されてゆくと考えられている為に、バジアン先生はその使用を推奨している。先生曰く、シープスキンの上でメディテーションを深めてゆくと、それ自体にエネルギーが篭もってゆき、ゆくゆくはそこに座っただけで一定のメディテーション状態に入れるようになるという。いずれにしてもヨーガがやり易くなるというわけだ。
ヨーガを行う部屋は、静かでよく清掃された所を選ぶ。可能ならば、その部屋をヨーガとメディテーションの練習専門の場所とする。部屋は新鮮な空気で満たし、適度な温度と湿度を保つとよい。
天然素材のショールまたは毛布、バスタオルなどを用意しておくと、メディテーションと深いリラックスに役立つことだろう。メディテーション中はそれらで上半身を覆うといい。もし、これで暑過ぎると感じるなら、腰と背中の下部に巻くだけにする。要はメディテーションの間ずっと体温を一定に保っておきたいということだ。
服装についてだが、ヨーガには綿やシルクのような天然繊維の快適でゆったりした服が適している。体を締め付けるものだと循環を損なうので好ましくない。また靴下は履かないようにする。
実践にあたっては下記の諸注意を守っていただきたい。
① 健康状態が良好であること。 (問題があるときは指示に従って癒し系のメニューを行う)
② 必ず食前に行うこと。 食後であれば最低3~4時間はあけること。飲酒後は厳禁。
③ ヨーガ練習前は膀胱を空にする。
③ 換気の良い部屋か屋外で行うこと。
④ 女性の場合、生理中、妊娠中、そして出産後半年間は避けること。
⑤ 実践後最低15分は入浴を避けること。
⑥ 手術経験のある方は必ず指導者に告知すること。
⑦ セットメニューについては、順番通りに行うこと。 また一部だけを抜粋するのも良くない。
⑧ 特に指示がない限り、ヨーガの最中は目を閉じ、鼻から呼吸する。
⑨ 練習後には水分を補給しておくこと。
⑩ 眼鏡をかけている人は外すこと。
⑪ 練習中は靴下を履かないこと。
火の呼吸はとても激しい技法である為、特に高血圧症や心臓病などの人は行なってはならない。病気の場合は、所定の癒しのヨーガを先ず行なう。健康体でない場合は、必ず指導者の指示に従うこと。
クンダリーニ・ヨーガは、本来個人別にメニューがプログラムされる。指導者がその方の体質・体調・心理状態・身体能力等を勘案して、随時適切なトレーニング・メニューを組むことになる。従って本来は他人のプログラムを勝手に行なったり、自分が習ったことを人に教えるのは好ましくない。(現況ではその本来の方法論が時間的な制約等により難しいため、やむなく最大公約数的なセットメニューをグループ別に組み立てている。)
クンダリーニ・ヨーガの技法は、エクササイズ、クリヤ、メディテーションによって構成されている。全部で千種類をこえる技法の中から幾つかを目的に応じて選ぶことで多くのセットメニューが組み立てられている。正確に行うことで、その真の効果を体験して頂きたい。