2026-09-22 著者:小山一夫
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昔書いた原稿からいくつかアップします。(「アスリートバイブル」より)
○ ヨーガの階梯
はじめにヨーガの階梯について解説したい。
まずエクササイズについてだが、殆どの場合、最初は外筋で形を作り火の呼吸を行なう。(慣れてきたら外筋ではなく出来るだけインナーマッスルで形を作る) これはこれで体幹を充実させ呼吸筋を鍛え、各内分泌系を活性化させるなどの優れたトレーニングになるが、私に言わせればまだまだクンダリーニ・ヨーガ本来の価値には程遠い。他の方法、例えば有酸素系トレーニングなどでもやり方によっては代用が可能だから、クンダリーニ・ヨーガでしか効果が得られない差別化されたレベルの技法とは言い難い。
それ故私はクンダリーニ・ヨーガの技術レベルを表のようにあえて3段階に分けている。もちろん、クンダリーニ・ヨーガの技法や、そのやり方についての分類だから、全てがクンダリーニ・ヨーガには違いないのだが、質的にみてその違いはかなり大きい。
ヨーガの階梯
1.「有酸素系フィットネスレベル」
ポーズや呼吸法などの体の運動だけを練習している段階。
最初は外筋で形を作り火の呼吸を行なう。体幹を充実させるコアトレーニングとしてとても有効だ。楽に出来るようになったら、次はインナーマッスルを使って形を作るようにする。上半身を力ませないように心掛ける。
2.「一般ヨーガレベル」
前者に加えて、意識(チャクラなどへの集中等)の使い方が伴う段階。
火の呼吸中も指定された内観をしっかりと行なうようにする。形と呼吸は各チャクラ等を活性化させるための誘発剤として位置付けて行なうとよい。そしてリラックスした時も同様の内観を持続しておくこと。
3.「本来のクンダリーニ・ヨーガ・レベル」
エネルギーの循環や制御が主題となる段階。
このレベルになったらクンダリーニ・ヨーガを熟知した指導者の注意深い経過観察が必要になるので独習は困難だ。直接指導が受けられないようならば、第2段階の「一般ヨーガレベル」までとした方がいいだろう。